ちずぶらりHackers

オープンソースの古地図/絵地図アプリ基盤、Maplat開発してます。同種のソリューションに対する優位性は、色々ありますが一番は、あらゆる地図間で双方向1対1座標変換可能な点です。ぷらっと会津若松 https://s.maplat.jp/r/aizumap/ 、ぷらっと奈良 https://s.maplat.jp/r/naramap/ 、ぷらっといわき https://s.maplat.jp/r/iwakimap/ 、ぷらっと館林 https://s.maplat.jp/r/tatebayashimap/

Maplatが特許申請しているのはStrolyからのスラップ訴訟対策のためだけです

Maplatは特許を出願していますが、そのことについて、年末のQiitaの記事で質問をいただきました。

特許出願中とのことですが、取得後Maplatの利用にどのような制約が生じますか?
別途許可を得ないと利用できなくなるかなと思ったのですが。

Maplatの特許申請中原理は、JavaScriptオープンソース実装の利用を通じて利用される限り、将来におよびライセンス料などを徴収する事はありません*1
Maplatの特許出願は、対抗技術(Stroly)対策として出願しているのが主目的です。

Strolyも特許を取っており、その特許技術の手法と全く違うやり方でMaplatは性能機能を実現しています。
それは仮にMaplatが特許を申請していなかったとしても明らかで、現時点でMaplatは下記の通り、Strolyに対し性能的にも機能的にも優位を実現しています。
特許技術を剽窃している方が本家より性能が出るなんてそんなわけはありません、違うやり方をしているから相手より性能が出ているのです。
(以下の図表は2019年1月現在の比較)
f:id:kochizufan:20190114181035p:plain
f:id:kochizufan:20190114180959p:plain

が、Stroly社はそういう道理が通じる相手ではありません。
Maplatを潰すためなら、脅しのためのスラップ訴訟を起こしてくる危険性が普通にある会社ですので、完全に違う技術であることを明確にし証明する事を主目的として、Maplatは特許を出願しています。

ですので、ライセンスビジネスで儲けることなどが主眼ではないので、繰り返しますがMaplatの実装を通じて特許技術を利用される限り、特に申請もライセンス料も必要なく利用継続できる形になります。

以上のことをQiitaで説明しましたところ、それであればこれまでのMITライセンスではなく、オープンソースを通じて特許を利用する限りライセンス料は自由に使えるApache 2.0ライセンスに変更した方が良いのでは無いか、という助言をいただきました。
その助言に従い、2009年1月公開のリリース0.4.0より、ライセンスをApache 2.0ライセンスに変更いたしました。
これで、Maplatの特許取得完了後も、皆様により使ってもらいやすいライセンスになったと思っています。
ぜひ、どんどん利用いただけると嬉しいです。

*1:ただし、Maplat実装とは別に同じ手法を独自実装する場合には、事前承認が必要ですし場合によってはライセンス料を必要とする場合もあり得ます。
基本的に、現在JavaScriptしか実装がないこの技術において、JavaScript以外の言語での実装を、Maplatのブランド名の元で、オープンソースで新たにやる場合は、ライセンス料はなしで認めるつもりでおります。

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