Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

Maplat、2018年Geoアクティビティコンテストで最優秀賞含む三冠達成しました! & 東京都中央区版公開 & 館林市観光協会員になりました

どうもご無沙汰しております。
しばらく記事書いていない間に、タイトルのような大きな話もいくつかあったのですが、来年の地図学会日本開催でMaplatの発表をするための英文アブストラクト作成に追われていてあまり時間が取れませんでした。
ですので古いものは1か月以上前の報告になるのですが、いくつか報告します。
まずは...

Maplat、2018年Geoアクティビティコンテストで最優秀賞含む三冠達成しました!

今年、Maplatは国土交通省主催のGeoアクティビティコンテストに参加しておりました。
参加にあたってのポスター兼配布資料はこちら、発表資料はこちらでご覧いただけます。
参加結果ですが、なんと、最優秀賞をいただいただけではなく、教育効果賞、来場者賞も同時受賞の三冠をいただきました!
コンテストの様子は、片岡さんの地図ウォッチ記事や、株式会社コギトさんのブログ記事でもレポートいただいています。
古地図の位置を視点中心で正確な位置とあわせつつ、方角と縮尺を都度合わせる事で全体として古地図を歪めないままに正確な地図と「なんとなく」重なっているように見せかけるという手法について、多くの来場者の方から「天才的だ」と言っていただいたり、地理院の方々から「これは地図をぴったり合わせる事ばかり考えている地理院の中からは出てこない発想だ」と言っていただいたりし、とてもありがたく感じました。
この中心、方角、縮尺を合わせてざっくり重なってるように見せかけるという手法は、やはり因縁があるので言及してしまいますがStrolyも、Web版ではまだできていませんがiOS版では実現できている事です(といってもそれをやったのは私ですが)、しかし、元々Stroly社には古地図と正確な地図の中心を合わせる技術しか存在してなくて、方角と縮尺を合わせる技術は私がStroly社の中に居た頃に実現させたんですね。
その意味では、MaplatはStrolyの真似事をしているわけではなく、方角と縮尺を合わせる技術は完全に私のオリジナルなものなわけなのですが、それが「天才的」等と評価されて、また実際に賞までいただけた事をとてもうれしく思います。
今後もこの受賞を糧に、古地図に含まれた様々なストーリー性、コンテンツ性を表現できるツールとしてMaplatを育てていきます。
そしてICC2019での国際会議発表を経て、いよいよ海外進出だ!なんてw

Maplat東京都中央区版「ぷらっと東京中央区」公開!

これまで「ぷらっと奈良」、「ぷらっと会津若松」、「ぷらっといわき」、「ぷらっと館林」の4サイトを公式展開してきたMaplatですが、この度5作目として、初の東京エリア進出の作品を公開しました。
その名も「ぷらっと東京中央区」!

s.maplat.jp

初の東京進出だけでなく、今回は絵地図師/散歩屋として有名な高橋美江さんの魅力的な絵地図とのコラボレーション!
美江さんの綺麗な絵地図と、江戸期、近代の中央区地図との切り替えで中央区の街歩きを楽しくサポートします。

もしこのようなサイトを他の地域で作りたい!と思われる方は、ぜひ rekishikokudo@tilemap.jp にコンタクトください。
格安でサポートいたします。

館林市観光協会員になりました!

アニメ「宇宙よりも遠い場所」、もう公開から1年を経ようとしていますが、館林のアニメ聖地88選定、さらに誰もが驚いたニューヨークタイムズ海外テレビ番組ベスト10選出と、ますます盛り上がっています。
聖地館林でも、長年草の根で聖地巡礼者を支えてこられたコテージレザーさんの数々の革細工瞬ぴーさんの南極チャレンジカレーうどんとパーシャル丼大島まんじゅう屋さんのペンギン饅頭のそれぞれ公式化と、明るい話題が絶えません。
今後ますます館林巡礼が活発化していくと思い、我がぷらっと館林のよりもい巡礼マップもどんどん利用してもらってよりもいと館林盛り上げに貢献したいと思っているのですが、いかんせん中々存在を知ってもらう事ができません。

そこで思い立って、館林市観光協会さんの会員になってみました。
もう観光協会さんからのリンクも張っていただいています。
館林駅前の観光案内所などにもチラシも置いてもらえるようになったので、以前よりは発見してもらえ易くなったと思います。
観光協会会員になった事を活かして、うまく館林盛り上げに遠隔地ながらもどう絡んでいけるかを考えていきたいと思います。
今度は館林城の再建を目指す会の会員を目指してみようかな...会員募集してるかわからないけど...。

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