Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

「絵地図」と「乗換案内Biz」が連携した、訪日客向け観光案内サービス...これ、ちずぶらりじゃないよ

こちらのジョルダンニュースリリースGPS による現在地表示機能付き「絵地図」と「乗換案内Biz」が連携した、訪日客向け観光案内サービスの提供開始」 って書いてあって、『「GPS による現在地表示機能付き絵地図」はイラスト地図上で従来のデジタル地図と同様に、GPSによる現在地表示を可能にしたもので、これまで、自治体などへ観光テーマ、エリア、シーズンに合わせたアプリケーションとして提供されてきました。』と明らかにちずぶらりを使ってると読めるように書いてあるけど、このアプリに使われてる技術ってちずぶらりじゃなくて、普通のGIS技術(メルカトルタイル地図)だよ。
なので、絵地図でGPSを使えるようにしてるんじゃなくて、普通のGISで絵地図を使えるように、絵地図の方を正確に描いてる。
なんでも、これの開発をやっていた当時にちずぶらり担当の技術者が忙しかったので、別の技術者に担当させようとしたところ、その技術者がちずぶらりを理解できなかったので、ATR-Cの中川貴滋氏がこのGISタイル地図技術をその技術者に紹介して作らせた、ということを当の中川氏から聞いた。

ちなみにこのタイル地図技術は、俺が中にいる頃に、このタイル地図をシームレス運用できるようちずぶらりとも融合させようと提案して、既存GISみたいな筋の悪い技術なんかをちずぶらりと融合させられるか、という高橋徹と大げんかした技術。
その経緯があったので、当時は友人だったATR-Cの中川貴滋氏に、メルカトルタイル地図技術だけはATRで使おうと言っても阻止してくれと頼んでいて、氏がそれを承諾したにもかかわらずそれを無視してこれを推進したので、それが原因で彼との関係も悪化した、個人的には曰くつきのもの。

嘘だと思うなら、アプリのライセンス情報見てみるといい。
このアプリだけ、ちずぶらりシリーズとは全然違うライセンス構成になってる。

別にGIS使ってるなら普通にGIS使ってると言えばいいのに、嘘に嘘を重ねるから、ついに他社との契約やプレスリリースでも嘘を吐かないといけなくなってる。
アホや。

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